TVまとめ 『ガイアの夜明け』 ローカル路線バス 実は今 大ピンチ!?
こんばんは。かば式です。
9/2放映 『ガイアの夜明け』 ローカル路線バス 実は今 大ピンチ!? をまとめてみました。
かば式の気づき
- 業界の常識は非常識。打ち破るべしっ!
- 机上だけじゃダメ。現場を見なければ真の問題は分からない。
- 若手の育成はやっぱり大事。だけど難しいよなあ。
背景
- 千葉県八千代市7つの路線中、6路線が廃止。
- 近年ローカルバスでは乗客現象による赤字路線が続出している。毎年1000キロメートル程度が廃線となっている。
- バス業界は運転手不足が深刻化しており、運行に支障をきたしている会社も少なくない。そんな背景もあり バス運転手の求人サイトが2014年7月ローンチ(リッツMCが運営)
- そんな中、行列しても乗りたいバス、利用者の要望に徹底的に答えるバス、新たな人材獲得に乗り出すバス会社、がでてきている。
行列しても乗りたいバスがある
イーグルバスがローカル赤字路線を大改革
- 2006年には交通空白地帯が発生することを憂慮して、大手が撤退した路線を引き継ぐ。路線の建て直し。
- 乗客が減ったのはバスへのニーズが減ったのではなく、利用しにくいからではないのかという仮説をたてた。そこでアンケートをとったところ次々に問題点が浮き彫りに。
- 鉄道の乗り継ぎに問題がある。
高齢者が多い日中は余裕を持って電車に乗れるようダイヤに反映。 - 時間通りにバスがこない。
GPSセンサー+乗車人数検知センサーを収集して、ダイヤを分析。遅れの原因を運転手に確認、ダイヤに反映するにした。その結果より正確な時間にバスが来るように改善。 - お出かけサポート便 坂が多い団地の住人向けのサービス。バス停が坂の上の団地棟まで送ってくれるサービス。
- イーグルバスでは路線を短くしてコストを下げるより、利用者の利便性を優先し乗ってもらう機会を増やすことを選んだ。
- 改革の結果、乗客数は25%増加、黒字化には至らないので今後も改革を続ける予定。
路線バスが走れない!?運転手確保の攻防
- 静岡県静岡市 しずてつジャストライン
- 路線数 104、年間乗客数 約3500万人
- 運転手不足で、大きな問題に。ダイヤは決まっているのに運転手が決まらない。数年前から慢性的な運転手不足に。
- 支度金、会社負担で大型二種免許取得費用の会社全額負担、特典を大きくPRして運転手獲得に乗り出している。
- バス業界は高卒の採用を見送っていた。理由は普通免許取得後、3年たたないと大型二種免許取得ができないため。
- 高校卒業後、大型二種免許取得までに整備士等免許がなくても従事できる仕事を割り当てることによって高卒のバス運転士が採用可能な仕組みを整備。
- 高校生の体験会も実施。
- 若手運転手の育成に力を入れている。